貸借対照表　(B/S,Balance Sheet)は財務諸表のひとつであり、

企業のある一定時点における、資産、負債、総資産の状態を表します。

 株式会社では、官報、新聞、決算広告が損益計算書とともに公告する事を義務付けられております。

一般的に、開業時、決算時、清算時に作成されるほか、

決算前には中間貸借対照表を作成する場合もあります。

貸借対照表とはある時点での日付つき残高一覧表です。

貸借対照表は左右に分かれていて、

左側は借方、右側は貸方で

左右の合計金額が一致していないといけません。

右側ではどのようにお金を集めてきたか、左側では何にお金を投資したかを記入します。

借方には資産の額が表示され、貸方は負債の部と純資産の部に分かれています。

純資産の部は

株式が最初に投入した資本金および資本剰余金と、

企業活動によりもたらされた利益の蓄積額から配当などで社外に隆祝した金額を

差し引いた利益剰余金なども記載されます。

資産の部、負債の部は

一般的に流動性の高いものから低いものへと記載されます。

借方の資産の部には流動資産、固定資産、繰延資産などに分類され、

貸方の負債の部では流動負債、固定負債などを入記した後、

純資産の部では株主資本や評価･換算差額等、新株予約権に分類されます。

　また、損益計算書と同様、弥生会計を用いて簡単に貸借対照表を印刷またはエクセルへの出力が可能となります。